靴職人:山口千尋さん

靴職人である、山口千尋さん。
若いころに、イギリスで靴つくりを学び「ギルド・オブ・マスター・クラフツマン」の称号を与えられる。そこで、靴づくりの素晴らしさを知り生涯をかけていい靴を作っていくことを誓う。その後、帰国しイギリスで学んだ技術を使いいい靴をつくろうとしたが、日本では安売りのくつが氾濫しており高い靴、よさを説明しなくては売れない靴はメーカーから嫌煙され自分の本当につくりたい靴をつくることができなかった。それでも、いい靴をつくりたいと小さな展示場で靴をつくりつづけ、口コミで顧客をあつめ今では10人の若手職人とともに靴つくりをしている。このなかでこころに残ったのは、継続こそ才能、本物のプライドというフレーズだった。継続するためには、昨日あこがれた自分が正しいことを信じつづけること。何度失敗しようと、チャレンジし続けることが大切。もしチャレンジしなければ、成功することはない。かっこ悪くても、なりふり構わずいいものを作ろうとすることが、本物のプライド。自分の力だけでではなく、必要なものは貪欲に取り入れていく。最終的に出来上がるものが一番いいものになるように、なりふり構わずつきすすむ。

継続こそ才能

続けるためには自分を信じるちから
昨日あこがれていた自分が正しいと信じること
100回ふって100回ホームランはホームランは打てない。
しかし、バットを振らなければホームランは一本も打てない。

本物のプライド

かっこ悪くても、なりふり構わずいい靴を作ろうとすること。
結果が自分の目標ではない。その向こう側にある目標へむかって。

プロフェッショナルとは

人に信頼してもらえる力を身につけた人のことをいうのだと思います。
その信頼よりも、もしくは期待よりも、もっといい答えがある。
それを目標にしている人のことをプロと呼んでいいのかなというふうに思います