プロデューサー講座 コンセプトメイキング Day01に参加してきました!

今日から、毎週土曜日開催されるMdN school of designの
プロデューサー講座に通い始めました。

プロデューサやディレクターという仕事が何を求められているのか、
自分がそのフィールドで活躍できるように勉強できたらいいなと思っています。

ちなみに、学校のURLは、
http://school.mdn.co.jp/
です。

ここからは初日の自分なりにまとめた講義メモです。

OverView

講座のゴール

   サイトリニューアルプランの立案演習(ヒアリング→プランニング→プレゼンテーション)を通して
   Webプロデューサー、Webディレクターとして成功するために実践のなかで、必要な知識を
   習得していく。講義*ほぼ完全な実践。

講座の流れ

   Day01 コンセプトメイキング
   Day02 サイト分析
   Day03 技術トレンド
   Day04 サイトプロモーション手法
   Day05 顧客の視点/Webビジネストレンド
   Day06 演習課題/追加講義
   Day07 成果発表

Day01の流れ

   1.OverView
   2.コンセプトメイキング講義
   3.クライアントオリエンテーション
   4.クライアントヒアリング
   5.ヒアリング・コンセプトメイキングフィードバック

自己紹介

   自己紹介をみんなでしたのですが、それぞれ講座に対する視点が違っていて
   面白かった。
   ▼どのように評価するか(クライアント視点)
   ▼どのようにWebで表現するか(デザイン)
   ▼どのように企画へ落とし込むのか(企画・提案)
   ▼課題を解決するためのサイト制作(目的を明確にするサイト制作)
   ▼利用者、クライアントにとって必要とされるサイト制作(ヒアリング)

Webディレクターの役割

  クリエイティブに対して、責任をもつ。
  与えられたリソースを使って、制作を指揮する。
  制作側に立つ。

Webプロデューサーの役割

  ビジネス的な成功を達成することに責任をもつ。
  予算配分、評価ポイントの設定、権限委譲を行い、
  制作したものが、ビジネスとして成功するか客観的に
  評価していく。
  クライアント側に立つ。

背景

  Webサイトへ求められているものの変化
  まじめに企業CIとしてのWebサイト制作が
  求められてきている。

  さらに、他の媒体と比べたときのWebサイトが持っている
  ▼即効性
  ▼効果・検証のしやすさ
  が求められてきている。

コラム ストラックアウトマーケティング

  バブルのときは、目的と違う的を射抜いても、
  周りのマーケットが反応して効果があるように見えた。
  そして、それで良しとされていた部分があった。

必要とされる理由

  低予算・高効果を求められる。
  課題を解決するために、
   ▼デザインの力をかりるのか
   ▼利用促進のために、新しい技術を使うのか
  など、ビジネスとして成功させるために
   サイトにとって何が必要なのか
   どこに予算を投入するべきなのか
  を、考えていくことが大切。

必要とされているのは

  ビジネスに付加価値を与えるサービスを生み出すことが
  できる、Webプロデューサー・Webディレクター。

Web制作の4つのフェーズ

  クライアントからオリエンテーションを受けるときには、
  下記に出てくる各フェーズを想定して、ヒアリングを
  しなくてはならない。

  悪いケースになると、すべての予算を初期構築に
  使ってしまい運用フェーズで何もできなくなってしまう。
  運用してからコミュニケーションを取れないサイトは
  すぐに利用されなくなってしまう。

要件定義フェーズ

   RFPで書かれていることの行間を読み取り
   企業とサイトが抱えている本質的な課題を
   見つけ出す。
   また、課題を解決するために、どういったスタッフが
   必要になるのかを判断していく。

設計・構築フェーズ

   実スタッフのアサイン
   課題の解決
  

結合テストフェーズ

   クライアントを巻き込んだ評価をして、
   提案したものとの乖離がないことを確認する。

運用フェーズ

   リリース後にどのような運営を行っていくのか。
   更新頻度やセキュリティの問題など

コミットポイントの策定

  制作物に対する意識の乖離をできる限り
  減らすために、各フェーズにおいて、
  クライアントレビューを設定し、制作物に対して、
  クライアントにコミットしていく動きが必要

ヒアリング

  人間を一人はさむと情報量が半分になる。
  つまずくのは、
  ヒアリング時の認識のずれ。
  ヒアリングした内容を正確に相手に伝える事ができない。
  

伝わらない理由

   1.クライアントが本当の課題を理解しているとは限らない。
   2.認識の違いで10%の重要度のものを50%を説明してしまう。

  全部伝えるのではなく、ポイントを整理して必要なことを
  のみをつたえること。

ヒアリングでは

   1.全部聞き逃さない
   2.ポイントを整理する
       +
   3.制作した後をイメージする
     制約
     方向性
     メンテナンス頻度
     セキュリティ

クライアントオリエンテーション(実践)

  説明を受けた上で、とある企業のWeb担当者の方から
  実際のサイトリニューアルのオリエンテーションを受ける。
  
  ここからより実践的になっていく。
  実際に、リニューアルの企画提案を行っていくスタート。

  すごい臨場感で、わくわくしてきた。

クライアントヒアリング(実践)

  一人ひとり、クライアントへのヒアリングを行う。

  ヒアリングで出てきたポイントは、
  1.ファクトの収集
  2.ターゲットの掘り下げ
  3.デザインについて(制約やトーンアンドマナー)
  4.ビジネスのバックグラウンド
  5.コンテンツ制作の考え方(インタビュー等ができるのか)
  6.実際の構築
  7.具体的な数値目標

  私もいろいろ質問しました。実際のクライアントを前にしている
  ような気持ちがあるのですが、スクールということで、
  いつもは、ここまでは聞けないかなということにも踏み込むことが
  できた。

ヒアリング・コンセプトメイキングフィードバック

  フィードバックでは、ヒアリングをより具体的にしたほうがよいという
  指摘をいただく。
 
  具体的にすること
  実際に制作するにあたって考えること

  楽しくとは
   いったい楽しいといっても、どういうことを考えているのか
  
  課題と思っていることがあっているとは限らない
  →地雷を踏まずに探り出すことが必要!!ここが難しい。

  外側から、見ているだけではよくない
  いかに早く強く相手の懐に飛び込んでいけるか!

  業界の言葉をピックアップして、そこを深くきりくづしていく

終わってみて

  思っていたよりも実践的で、土曜日に緊張して人と話すことに
  なるとは思っていなかった。
       
  でも、天気もよかったし気持ちよくできたのでよかった。
  また、来週だ。