Adobe - Flash on vs Microsoft - Silverlight fox
いかに大きな画面で、どこまできれいな映像をWebで配信できるのか。高いクォリティが求められるようになっていくWeb動画配信。
ネットワークの高速化によってWebで映像が配信されることが増えてきてきている。今までもWebで映像配信されることもあったが非常にコストがかかるため表示サイズを小さくしてデータ量を減らし、映像のクォリティを保ってきていた。
今年1年でがらっと変わってきている。今年発表された2つのコンテンツを見れば何が起こっているのかわかるはずだ。
まず、MicrosoftからSilverlightが発表され「20th century fox」からフルスクリーンで映画の予告篇が見れるコンテンツが発表された。
そして、Adobeから2007年12月4日Flash Player 9のバージョンアップとともに「flash on」というコンテンツがリリースされた。adobe.comのトップページのリニューアルまでしてコンテンツへの誘導を図っている。
http://www.adobe.com/
http://www.adobe.com/flashon/
どちらもフルスクリーン、高精細をアピールするコンテンツになる。これは、動画を圧縮する技術が進んだこと(Microsoftがサポートした「SMPTE VC-1」、Adobeがサポートした「H.264」)。また家庭やオフィスのネットワーク環境が整備されたことによって実現されてきたことだ。
きれいな映像があってそこで新しいコミュニケーションをどうやって生み出すのか。単純にCMを流せばいいというものではないことではなくなってきている。何を伝えるために映像を使うのか、真剣に考えていかなくてはいけない。