Chanel Mobile Art

世界を巡るシャネル(CHANEL)のアート・プロジェクト「モバイルアート(MOBILE ART)」が、5月31日から7月4日まで、東京・国立代々木競技場オリンピックプラザで行われます。2月27日に香港でスタートし、東京、ニューヨーク、ロンドン、モスクワ、パリで行われる予定です。

Chanel Mobile Art
http://mobileart.excite.co.jp/

キューレーターを務める仏ボザール誌のファブリス・ブストー編集長は「ハディドが構想したのは、移動する美術館ではなく、アーティストたちの作品が“居住している”空間でありながら移動可能なカプセルの役目も果たすスペース。例えば、飛行中のUFOがアジアや米国、欧州の大都市に着陸して数週間滞在しているようなイメージの空間」と語る。

来場者は携帯式のMP3プレーヤーで、「モバイルアート」のために特別に制作されたサウンドトラックを聞きながら空間と作品を体験する。「自分自身が3D映画の中に身を置いているような気分を体験してほしい。今回のプロジェクトは皆さんへのプレゼントです」とブストー編集長は語る。