振り切る先に、未来がある : 自動車エンジン開発・人見光夫
マツダ株式会社で、エンジン開発を行っている人見さんの特集でした。
考えた結果、できないのはいいけど
考えることをやめるのはだめですよ。
まずは、課題を絞り込め。
常識外れまで、振り切れ。
試すときは大きく振って試す。
アイデアを出さざる者、技術者にあらず。
会社が苦しいときに、たった一人で新しいエンジンのプランを練り始めた。
ダメじゃなくて、次どうすればいいんか考えれば、必ずうまくいく。
ぶれずに頂点をみすえれば、道は開けてくる。
そこで、考えが勝っていれば、勝つことができる。
本質にあってないことは、だめという。できませんという。
そういった考え方を作った人じゃないですか。
第251回 2015年1月12日(月) 放送予定
振り切る先に、未来がある
自動車エンジン開発・人見光夫「自動車100年の歴史に革命を起こした」と言われるエンジンを生み出した技術者がいる。マツダでエンジン開発のトップを務める人見光夫。4年前に世に出したエンジンは、リッター30キロという驚きの超低燃費を達成。もはや進化の余地はないと言われてきたガソリンエンジンを真正面から改良するだけで、なんとハイブリッド車並みの燃費を実現してしまったのだ。ふだんは、カメラの前では動きがぎこちなくなるほどの照れ屋。だが、技術者としての流儀は徹底している。どんなときも「世界一を目標に据え、絶対にぶれない」。開発会議でも、部下が少しでも妥協案で対応しようとすると、即座に否定する。「理想から逆算して考えろ」「妥協案はなしと決めて知恵を出せ」とハッパをかけ続ける。
かつてマツダの経営危機のなか、大きな挫折を味わった男は今、新世代の先行エンジンの開発に挑む。その超極秘の開発現場にカメラが入った!